2005-01-01から1年間の記事一覧

第42回 「鎌倉の陰謀」

今日のクレジットで、脚本のところに金子成人氏に加えて川上英幸氏が加わりました。川上氏はいつもは脚本協力のクレジットにのっていたみたい。いきなり脚本が二人になってびっくりしました。「脚本」と「脚本協力」ってどう違うんだろう。 天然兄弟 所領2…

司馬遼太郎『功名が辻 (4)』

やっと読み終わった!新装版 功名が辻 (4) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/03/10メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (56件) を見る最終巻は、関が原前夜の「笠の緒の密書」・論功行賞による土佐入国・一豊…

色々変更

先日、ちょこっとだけデザインを変えました。で、さっきサイドバーに「買い物リスト」というのをつけ加えた。はてぶに[買い物リスト]というのを作って、そっからRSS配信しています。

第41回 「兄弟絶縁」

平重衡(細川茂樹)と輔子(戸田菜穂)の別れ、源義経(滝沢秀明)と平宗盛(鶴見辰吾)の会話を見て、ずっとこのドラマに対して抱いていた思いが爆発してしまった。「最初から大河ドラマ『平家物語』でいけばよかったんじゃないの?」と……。ドラマ内ではこ…

司馬遼太郎『功名が辻 (3)』

新装版 功名が辻 (3) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/03/10メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (53件) を見る大雑把に言えば、豊臣秀吉が死に、これから大戦さが始まりそうだ、というのが第3巻の内容。そ…

第39回 「涙の腰越状」

たった数日の出来事とはいえ、いくらなんでも内容まで薄くしなくてもいいじゃないか!! あえて言うなら、義経(滝沢秀明)の回想シーンにあった「清盛が屏風に日輪を描いたことを思い出す牛若」という構図が面白かった。回想の回想って、マトリョーシカかい…

第40回 「血の涙」

前回に引き続き、サブタイトルの中に「涙」が。またかい。前回見ていて、あの流れでなんであんな内容の腰越状を書いたのかさっぱり分からなかったのですが、今回は鎌倉方の動きが良く分からない。 政子(北条政子)が「鎌倉は源氏だけのものにさせない」と言…

パソコンテレビGyaO

ネットをうろうろしていたら、『パソコンテレビGyaO』というサイトを発見。その中のドラマ部門をクリックすると、「中国大河電子劇」というものを特集していました。 むっはー、嬉しい! 『康煕王朝』とか『雍正王朝』*1とか、一度見てみたかったんだよね。…

第4回 「女の器量」

猿掛城を追い出された松寿丸(森田剛)。これに反発した松寿丸は野田家家臣の息子らの制止を振り切って、武器庫に入ろうとする。この事件で野田平太郎(関根信行)が誤って射殺されてしまう。兄を失った次郎(山崎裕太)は松寿丸を恨み、松寿丸の元を去る。…

第3回 「城主失格」

大内義興(細川俊之)が前将軍を擁して都を攻めることとなり、毛利家にも出兵や金の負担が求められた。毛利家は右往左往するが、重臣・井上元兼(片岡鶴太郎)の尽力もあり、当主・毛利興元(芦田昌太郎)は松寿丸(森田剛)に後を託して上洛した。やがて、…

第2回 「若君ご乱心」

今回は、 傾き者となった松寿丸(森田剛)が犬猿の仲である杉の方(松坂慶子)の着ぐるみを剥がす。 父・弘元(西郷輝彦)によって、松寿丸は納屋に閉じ込められる。 松寿丸は出された食事をとらない、という無言の抵抗をし、ついに解放される。 月夜丸(い…

第1回 「妻たちの言い分」

何の気なしに見てみた『毛利元就』が思いのほか面白かったので、カテゴリーを立てて感想を書いてみようかと思います。とかいって、2回目からつまんなくなったらどうしよう。あ、この大河の前に時代劇専門チャンネルでやってた某大河『利○とま○』の感想はま…

第28回 「遠き鎌倉」

言ってやった! 言ってやった! 義経(滝沢秀明)のもとを性懲りもなく訪れた源行家(大杉漣)。義経に対し、「頼朝は九郎に嫉妬している」「奇麗事を言っている場合ではない」「お主は義仲を討ったではないか」などど、言いたい放題。が、このドラマの登場…

第37回 「平家最後の秘密」 その1

あー、またツッコミどころ満載だ。一言で言うと「あのバカ兄弟を何とかして下さい!」 追記 義経・頼朝兄弟のことを中心に書こうと思いましたが、もう放送からだいぶ日が経ってしまったし、兄弟確執話はこれからも引っ張るかと思われるので、今回はやめてお…

第36回 「源平無常」 その2

回想ばっかりだったから、ほとんど補足することはなさそう。 宮尾本 あのー、領子は原作だと生き残ってるんだけど…。なんで改変したんだろう。領子が死ぬのが史実だからなのか、脚本の都合なのか、かとうかずこの事情なのか、はたまたなんだろう? 村上本 特…

続編情報

キャスター通信より。来年の正月に山本耕史主演で『新選組!』の続編が放送される、ということしか分からなかったけれど、意外なところ*1から情報が落ちてきてびっくりしました。キャスター通信によると、 タイトル……『新選組!!〜土方歳三 最期の一日』 キ…

来週から時代劇専門チャンネルで『毛利元就』が始まる

19日から大河ドラマ『毛利元就』の放送がスタート。録画しても見溜めしちゃうから見るかどうか迷ってたんだけど、やっぱ撮ろうかなあ。一度も見たことないし、この時代のことさっぱり分からないけど、キャストが自分の好みだし、この時代を取り上げること…

第36回 「源平無常」 その1

OPで回想のみの出演者をグループでまとめていて、面白かった。今回は総集編っぽい内容だと事前に聞いてたので、「(回想)」*1ばっかりのクレジットばっかりになるのかなーとげんなりしてたんだけど、いい意味で裏切られました。でも「回想の出演」ってい…

「古事記」の世界をオーデイオドラマに!

11月3日にNHK−FMでOAされるそうです。 9月1日(木)、放送80周年記念 特集オーディオドラマ「ドラマ古事記」の収録が行われました。「古事記」の本格的なドラマ化は初めて。石坂浩二さんをはじめ、豪華キャストが勢揃いしました。 へー、ドラマ化…

カレンダーをヘッダに持ってきた

関係ないけど、最近テーマがどんどん増えているなあ。こういうの見ているとぱーっとデザインをいじりたくなってくる。

カレンダーをサイドバーに戻した

そっちの方がしっくりきたので元に戻した。うーん、色々いじりたいな。

2007年大河ドラマ『風林火山』

ようやく決まりました。なんでこんなに遅くなったんだろう。 戦国時代の乱世、最強軍団といわれた甲州武田軍。その軍旗は「風林火山」。 古代中国の軍略家・孫子の言葉に基づいている。 武田軍の孤高の軍師・山本勘助 (やまもとかんすけ)。 勘助は武田信玄…

第35回 「決戦・ 壇ノ浦」その1

安徳天皇とニセ安徳天皇が二人いる場面は混乱したなあ。二人とも全く同じ格好してるから…。なんで主上すりかえなんて画策するんだよー! という訳で(?)、せっかくの壇ノ浦なので、今回は時系列に書いてみようかと思います。 いきなりOPから始まった か…

第35回 「決戦・ 壇ノ浦」その2

一旦全部書いたのに、間違えて削除しちゃった。うううっ。 宮尾本 原作の流れは、(時子、主上取りかえ発表と同時に、万が一の時にはニセ主上と最期を共にすると宣言)→矢合わせ→あっという間に潮の流れが変わる→時子入水→ニセ親王発見→知盛入水、の順。なの…

第34回 「妹への密書」その1

ツッコミどころ満載でなかなか面白かったよ。 面白かったところ 都では女子校のようないじめが展開。萌(尾野真千子)にタッキー義経のことを教えない静(石原さとみ)は本来ならひどい人に見えるはずなのだけど、ヒロインフィルターがかかっているせいで、…

第34回 「妹への密書」その2

こんなに原作(=宮尾本)が生かされたのは久しぶりではないでしょうか。細かい設定はいじっているようですが。 宮尾本 平家と源氏の戦を見に来たお徳。関係ないですが、宮尾本によるとお徳は300年生きるつもりらしいですよ! 安徳天皇と守貞親王の取りか…

『利家とまつ』を見たその6

早く終わってほしいような、終わってほしくないような。 第36回 「さらさら越え」 はる(天海祐希)が雪崩に巻き込まれ、遭難。成政(山口祐一郎)はその時一体どこにいたんだろう。 茶々(瀬戸朝香)再登場。衣裳なれしていないせいなのか、現代劇で瀬戸…

第33回 「弁慶走る」その1

ニセ弁慶登場! しかも泣き所まで本物と同じだとは。そういえば、だいぶ前にも武蔵坊弁慶(松平健)がニセ遮那王に声をかける、なんてエピソードがあったっけ。『義経』スタッフってこういうの好きだね。今後、ニセ伊勢三郎とかニセ駿河次郎とか出てくるんじ…

第33回 「弁慶走る」その2

村上本 特になし。 宮尾本 詳しい言及は避けますが、平家方のシーンを見て、「壇ノ浦への伏線だ。というか、やっぱあれやるんだ…」と思いました。

第32回 「屋島の合戦」その2

宮尾本と村上本を読みました。 宮尾本 特になし。ちなみに宮尾女史は那須与一は出したくないと、以前『週刊朝日』で語っていました。一応宮尾本にも与一の活躍はありましたが。 村上本 村上本の構成も、扇の的→継信最期となってます。でも、これは村上本から…