休止のお知らせ

しばらくの間、ここでの記事の投稿を休止します。


最近ライフスタイルが激変して書く時間がなくなったり、単純に他所様のblogを読んでいる方が楽しいと思ったり、自分の興味が別の所に向かったりしていて、いつの間にかはてダでのモチベーションが低下してしまいました。というわけで、勝手ながらお休みさせて頂きます。ごめんなさい。

はてダでの記事の投稿は休止しますが、はてブはぼちぼちやってますし、他所様のコメント欄でお邪魔させて頂くかも……なので、見つけたら気軽に声をかけてやって下さい。

テレ東版『国盗り物語』

去年の年末に再放送していたものを、ようやく見終えました。


国盗り物語 DVD-BOX

国盗り物語 DVD-BOX

原作とほぼ平行しながら見てたのですが、原作をはしょりながらも*1、ほぼ原作に忠実でした。


個人的に、原作『国盗り物語』の魅力は、登場人物の気宇壮大さにあると思う。若干トンデモな要素はありつつ、それでも尚ページを繰るごとに、登場人物に圧倒され続けてしまうんだよね(特に前半)。そういう観点で見ると、テレ東版『国盗り物語』の出来はそんなに良くなかったと思う。なんか全体的に萎びた雰囲気だったんだよね。伊藤英明菊川怜らキャスティングもそれなりに若者向けにアピールしているのに、なんでこんなに抹香臭い話になるんだろう、と思ってしまった。

こういう出来になったのは、局がテレ東だったからかな。どうもテレ東ってNHKよりワンランク世代が上の人向け、というイメージがある。局が違えば、同じ脚本でももっと原作に近い演出になったのかもしれないなーと思いました。

*1:10時間という長さでもはしょらざるをえない原作に驚いた…

第12回 「信玄の影」

感想を書いてない回があまりにも多いので、新しい回から手をつけます。古いのは過去の日付にこっそり書く……と思う(自信無し)。


感想

「信玄の影」といいつつ、六平太(香川照之)&小りん(長澤まさみ)・足利義昭三谷幸喜)に全部持ってかれちゃった。というか、信玄の「影」をあまり感じなかった。


この大河、けっこうぽんぽんとばすんだよね。今回もさりげなく劇中で1年半くらい時が流れたし。あと、登場人物のほとんどに毎回それなりの(←ここポイント)時間を割いてるから、かえって印象に残りにくいかも。なんだか毎回総集編を見ている気がしてしまう。

例えば、細川藤孝近藤正臣)が明智光秀(板東三津五郎)に密かに本心を打ち明ける場面や、光秀が足利義昭の思い出を語る場面があったけど、私の場合、同じ司馬遼太郎原作『国盗り物語』を読んでるからもうバリバリ脳内補完してるんだけど、そうじゃない人にとっては、あそこらへんの場面はどう感じてるんだろう。ドラマだけ見て何のことだか分かるのかな、とちょっと気になります。


(続く)

第4回 「炎の中の抱擁」

こんなにたまってしまったのか…。


えーっと、放送からだいぶたってるし、内容もあんまり覚えていないので、簡単に感想を。せっかくサブタイトルが「炎の中の抱擁」だったんだから、あの回は千代(仲間由紀恵)と山内一豊上川隆也)が抱き合うところで終わりにした方がよかったかな。あのシーンに7時間かけた、と聞いてからは、なおさらそう思います。あと、ドリフみたいな爆発頭は気合が入っていてよかった。気合の入ったバカは好きです。


ラストシーンが千代と一豊の祝言。これでようやく原作第1巻の冒頭に繋がりました。繋がったといっても、千代と一豊のキャラが多少違ったり、竹中半兵衛筒井道隆)や六平太(香川照之)は原作ではあの場にいないんだけどね。
でも、千代や一豊のキャラの変更は、個人的には満足してます。ここまで彼らをそれなりに丁寧に描かれていて、もう頭の中で彼らのキャラが定着しているから、原作と違ってても「ま、いっか」という気にさせられてしまう。始まる前は原作と違ってていいのかな、と思っていたのですが、今では一粒で二粒分のおいしさ! って感じです。これから原作の数々のエピソードを、大河ではどのようにアレンジするのかが楽しみ。

ご無沙汰です

ここ一月ほど、急に忙しくなったり、そもそも記事を書く気すら起こらなくなってきたのですが、ようやく落ち着いてきたのでそろそろ復帰できそうです。一応ご挨拶までに。


あと、今自分のblogをMacで見てるのですが、デザイン崩れがすごい……。また変えないとなあ。


追記

この前の記事もサブタイトルが「ご無沙汰です」ということに今気づいた(汗)。

第3回 「運命の再会」

うわ、気がついたら2週も空けてしまった。


今回は二つの点で好感を持ちました。

まず一つ目が、千代(仲間由紀恵)・山内一豊上川隆也)を話の中心に顔を出すにも関わらず、脇に控えさせていたこと。主なやり取りは全て木下藤吉郎柄本明)や竹中半兵衛筒井道隆)に任せていて、主人公は謙虚だなと思った。つーか、一豊今回ほとんど何もしてないような…。あんまり目立たないと濃い脇役に気を取られて主役がどうでもよくなりはしないかと、逆に心配してしまうほどだよ。かといって主人公夫婦を無理やり大活躍させてしまうと、某大河を想起してしまうからねえ…。ここら辺のさじ加減が難しいな、とも思った。


二つ目は、現代的な価値観をこの時代に持ち込む際、会話形式にして違和感を解消させようとしていること。『功名が辻 (前編) (NHK大河ドラマ・ストーリー)』を読んだ時、脚本家インタビューでやたらと反戦を強調してて、戦国時代なのにそれはないだろう、と思ってて不安でした。『功名が辻 2006年NHK大河ドラマ完全ガイドブック』なんかは「千代は反戦部分を担わなければならない」と書いてあって、なんで「なければならない」んだ、そんなー、って思った。

でも、第1回では「戦はいやだ」と言った千代をある程度尊重しつつ、手柄を立てたい一豊のことも描かれていたし、今回だと変わり者の半兵衛と話すことによって、千代が「義とは一体何でござりましょう」と言ってもおかしくない流れになっていたと思う。この調子でやってくれればいいな。


後は、殺されるシーンしか出てなかったのにものすごく濃かった足利義輝山口祥行)や、仮病の振りをこれまた熱演した竹中久作(小西大樹)がとても印象に残りました。「やまうちー、とうきちろうー、とよとよー」も面白かったし。そんな第3回でした。