第12回 「信玄の影」

感想を書いてない回があまりにも多いので、新しい回から手をつけます。古いのは過去の日付にこっそり書く……と思う(自信無し)。


感想

「信玄の影」といいつつ、六平太(香川照之)&小りん(長澤まさみ)・足利義昭三谷幸喜)に全部持ってかれちゃった。というか、信玄の「影」をあまり感じなかった。


この大河、けっこうぽんぽんとばすんだよね。今回もさりげなく劇中で1年半くらい時が流れたし。あと、登場人物のほとんどに毎回それなりの(←ここポイント)時間を割いてるから、かえって印象に残りにくいかも。なんだか毎回総集編を見ている気がしてしまう。

例えば、細川藤孝近藤正臣)が明智光秀(板東三津五郎)に密かに本心を打ち明ける場面や、光秀が足利義昭の思い出を語る場面があったけど、私の場合、同じ司馬遼太郎原作『国盗り物語』を読んでるからもうバリバリ脳内補完してるんだけど、そうじゃない人にとっては、あそこらへんの場面はどう感じてるんだろう。ドラマだけ見て何のことだか分かるのかな、とちょっと気になります。


(続く)