第35回 「決戦・ 壇ノ浦」その1
安徳天皇とニセ安徳天皇が二人いる場面は混乱したなあ。二人とも全く同じ格好してるから…。なんで主上すりかえなんて画策するんだよー! という訳で(?)、せっかくの壇ノ浦なので、今回は時系列に書いてみようかと思います。
いきなりOPから始まった
かっこいい! これからもいきなりOPにしてほしいなーなんて。
安徳天皇とニセ安徳天皇、別々の船へ
見ている時は良く分からなかったんだけど、
でいいんだっけ。義経が御座船がどこにあるか看破しなければ、ニセ安徳天皇が狙われ続けてたんだよね、きっと。それはそれでひどい話だ。
御座船発見!
開始後たった20分で御座船が発見されてしまいました。御座船がどこにあるかを探す義経をハラハラしながら見たかったのに、あっけないよ。
能子(後藤真希)の行動も腑に落ちない。「まじない」と言って白い布をかけて義経の前へ。って、これじゃあ源氏側に投降しているみたいじゃん。さっき時子(松坂慶子)に「平家の人間として最後まで付き従う」って言ったばっかりなのに…。能子が義経からの密書を受け取ったのを知らない明子(夏川結衣)や領子(かとうかずこ)は、どう思ったんだろう。源氏と平家の間で揺れ動く能子の描写が薄かったために、能子が裏切り者に見えてしまいました。
戦局の転換
転換したって言うより、最初から平家のダメダメっぽさが漂ってた気がする。
義経と知盛の一騎討ち
義経の船に平知盛(阿部寛)が近づいた! って、知盛今まで何してたんだよー。一人二役だから色々忙しかったのかなーと補完しておきます。
で、八艘飛びなんだけど……ただ飛ぶだけじゃなくて空中で一回転しましたよ義経様は。お前、ただ単に身体能力を自慢したかっただけじゃないかと。ジャンプしたかっただけじゃないかと。
知盛があっけにとられながら幼き日々を回想するんだけど、このシーンって頻繁に出てきているよね。神木君の回想出演って10回超えてそう。
入水しましょう
知盛が御座船へ。しかしどうやって戻ってきたんだ。義経が八艘飛びで御座船に来てしまうよ。
あれ、ニセ安徳天皇入水って前回の時点では考えてなかったんだ。ということは思いつきで守貞親王(水谷大地)は入水させられてしまうのか…。ニセ安徳天皇入水までの過程がつたなすぎて、全然思いいれも感動も出来ないよ。
平家滅亡
- 平資盛……首を切って死んだ資盛(小泉孝太郎)。資盛の死に方は2パターンあって、本人もOAまでどちらになるか分からない、と雑誌で発言してました。もう1パターンの死に方ってなんだったんだろう。
- 時子……義経に向けたあの表情は色々解釈できそう。「常盤の子のくせに!」みたいな顔をしなくてよかった。
- 平宗盛……久しぶりに情けなさを発揮した宗盛(鶴見辰吾)。息子が「父上!」って言って飛び込むところは、なんて父思いの息子なんだ、と思った。この父にしてこの息子あり、な親子だなあ。
- 平知盛……映像作品で「見るべきほどのものは〜」って言っているのを初めて見た。嬉しい。んだけど、さっき八艘飛びを見たせいか、「やってらんねーよこんなの!」って感情を込めて言っているように見えてしまいました。
平家の面々の生死は来週まで一応不明なのかな。
お徳:「ただただ空しい」
壇ノ浦観戦してたお前に言われたくない。