第4回 「女の器量」

猿掛城を追い出された松寿丸(森田剛)。これに反発した松寿丸は野田家家臣の息子らの制止を振り切って、武器庫に入ろうとする。この事件で野田平太郎(関根信行)が誤って射殺されてしまう。兄を失った次郎(山崎裕太)は松寿丸を恨み、松寿丸の元を去る。家臣からも厳しく叱責された松寿丸は、病気になって倒れてしまう。
一方、杉の方(松坂慶子)は、井上元兼片岡鶴太郎)から彼の屋敷に移ってはどうだろうか、という誘いを断る。これを恨んだ元兼は、杉の方も松寿丸のいる小屋へ閉じ込めてしまう。
親の愛を乞いながらうなされる松寿丸を見た杉の方は、松寿丸の孤独を知る。松寿丸と杉の方が仲良くなりそうだなー、というところで次回へ続く。ぶっちゃけ、あんまり話は進んでない。

今回も陰謀に励む井上元兼。松寿丸の力を削ぐため、源氏物語を読むことを進めているくせに、「源氏物語なんて読んだことない」とか言ってるし。でも、家臣からも遠まわしにブサイク呼ばわりされていて、何だか憎めない。かわいげがあるじゃないですか。
陰謀と言えば尼子経久緒形拳)。彼が策を練るところは凄みがある。ここら辺、悪巧みはするが何の役にも立ってない毛利家家臣とはさすがに格が違う。元兼が悪代官だとしたら、経久は悪の黒幕。

ラストシーンで、松寿丸と杉の方が取っ組み合いをしたり、杉の方が松寿丸に添い寝をするんだけど、エ、エロイ! ど、どうすればいいんだ。どきどきしとけばいいんだろうか。