第34回 「妹への密書」その1

ツッコミどころ満載でなかなか面白かったよ。


面白かったところ

  • 都では女子校のようないじめが展開。萌(尾野真千子)にタッキー義経のことを教えない静(石原さとみ)は本来ならひどい人に見えるはずなのだけど、ヒロインフィルターがかかっているせいで、ほーら、「忍ぶ女・静」の出来上がり。
  • うつぼ(上戸彩)って結構いい年だよね。外見が10代に見えるからなのか、この年になっても貰い手がいるなんてうらやましいよ。で、相手は誰?
  • 義経の目の前でしゃあしゃあと「戦を見に来た」と言ってのけるお徳(白石加代子)。
  • 都の様子を尋ねる義経に対し、お徳が静とうつぼのことについて話す。都の様子=義経が気にする女のことだったのか。お徳までも萌を無視しているので、萌は都中の人から総スカンにあっているということが分かりました。
  • 安徳天皇と(市川男寅)と守貞親王(水谷大地)のすり替え実行。時子(松坂慶子)ってば負けた時のことばかり考えてたけど、もし勝ったとしても帝と親王はすりかえられたままだっのかなあ。
  • あの場に平宗盛鶴見辰吾)がいなかったのは、やっぱり時子は宗盛を嫌っているのだろうか。最近の宗盛は凛々しいのに、どうして時子は宗盛を無視するんだ!
  • 不覚にも、義経からの密書を読んで涙を流す能子(後藤真希)を見て胸が締め付けられた。この兄妹には思いいれがないはずなのに、あれ、おかしいな。
  • 養母・領子(かとうかずこ)によって納屋へ閉じ込められる能子。来週から大河ドラマ『シンデレラ』になるみたい。ステキ!

次回予告、か、かっこいい! なんというか、本当によく出来たプロモーションビデオだ。舟の数が少ないのは気になったけど、画を見ているだけでも充分楽しめそう。かっこいいといえば、公式HPも壇ノ浦バージョンになってて、ちょっと興奮してきました。