第36回 「源平無常」 その1
OPで回想のみの出演者をグループでまとめていて、面白かった。今回は総集編っぽい内容だと事前に聞いてたので、「(回想)」*1ばっかりのクレジットばっかりになるのかなーとげんなりしてたんだけど、いい意味で裏切られました。でも「回想の出演」っていうのはなんだか変な響きがする。
という訳で20分ほど回想。回想を見る限り、今のタッキー義経の心情は「幼い頃は清盛様との絆を強く感じていたんだけど、なんかもう平家とか源氏とか争いまくって訳分かんないし、気が付いたら自分の手で平家を滅ぼしちゃった。まあこれからみんな仲良くしようよ!」ってところでしょうか。でも、なんで総集編めいた回を設けたんだろう。ただでさえ消化不良感の強いドラマなんだし、はっきりいって、回想に時間を費やすぐらいなら話を進めるかもっと掘り下げた描写が欲しかった。あと、『義経』はちょこちょこ回想してるからありがたみがあまりないんだよね。清盛様が「夢の都」構想を牛若に語る場面なんてもう10回ぐらい見たんじゃないか? なんだか飽きてきた。もっとバリエーションを!
義経は守貞親王はニセモノだということに平家の女性方と話す前に気が付き始めたけど、これも例の超能力ですかね。はたまた視力が10.0あるとか。
暇なので『義経』での壇ノ浦の回での平家方の生死を表にしてみました。人名の並び順はてきとーです。
人名 生死 安徳天皇 ○*2 守貞親王 ×*3 建礼門院徳子 ○ 時子 × 平宗盛 ○ 平知盛 × 明子 ○ 輔子 ○ 能子 ○ 平資盛 × 平清宗 ○ 平時忠 ○ 領子 × (○=生還 ×=死亡・崩御)
(↑左に表がずれるのはどうにかなんないかな…。)
13人中8人と、平家方の人はかなりの高確率で生き残っています。今回の壇ノ浦はいつもと違った感情が沸き起こったんだけど、一つには生還率が多かった、というのがあるかも。