『河井継之助 〜駆け抜けた蒼龍〜』
2時間半ということもあって、なんだか大河ドラマの総集編を見た気分になってしまったけど、こんなもんなのかなあ。話を詰め込みすぎていたため、見ていて疲れてしまった。どこかに焦点を当てればもっと面白くなったかもしれない。
坂本竜馬(唐沢寿明)がただのにぎやかし程度の扱いだったのに驚いた。河井継之助(中村勘三郎)は竜馬に感化されたわけでもない*1。かといって、薩長同盟以外で竜馬を気にかけるわけでもない。結局竜馬のドラマ内における役割が良く分からなってしまって、もったいないと思った。
松蔵役の荒川良々は、要所要所で出てきておいしかった。EDのクレジットは五十音順の表記だったから、彼の名前が一番最初に出てきてびっくりした。
*1:それどころか、初対面で竜馬を言い負かしている