時代劇

テレ東版『国盗り物語』

去年の年末に再放送していたものを、ようやく見終えました。 国盗り物語 DVD-BOX出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2005/05/27メディア: DVD クリック: 10回この商品を含むブログ (6件) を見る原作とほぼ平行しながら見てたのですが、原作…

里見八犬伝

これって時代劇なのかな。いっか、このカテゴリーで。 細かいつくりは気にせず、気楽に見れる雰囲気のドラマだったので、それにのっかって楽しむことが出来ました。「お正月だし、パーっと明るくいこう!」ってノリも、自分と相性がよかった。衣装とか風景が…

テレ朝版『風林火山』

以前映画の『風林火山』を見たことがあるのですが*1、映画と同じような感想しか思い浮かびませんでした。とにかく戦国ラブロマンスにしたいのか、合戦スペクタクルにしたいのか、どっちなのー! と言いたくなる。ドラマでは武田信玄(松岡昌宏)が一人で戦場…

新春ワイド時代劇『天下擾乱〜徳川三代の陰謀』第一部終了

なにこのB級感溢れる時代劇。ウケるよ! 死にそうでなかなか死なない徳川家康 矢を素手で受け止める土井利勝 やけに大名の素性について詳しい農民。一通り説明した後「何でこんなに詳しいんだ」と自己ツッコミ 本多正純、釣り天井の下敷きとなり圧死 第二部…

新春ワイド時代劇『天下擾乱〜徳川三代の陰謀』

今回初めてリアルタイムで10時間視聴した。第一部が遠い昔のことのように感じる…。 登場人物が多いせいもあってか、話があっちこっち飛んで分かりづらかった。10時間かけて、ようやく内容が「鍵屋の辻の決闘と、それに絡む諸大名や旗本の思惑」だということ…

10〜12月に見たドラマ

10〜12月は結構ドラマを見た気がしたので、せっかくなので感想を書いてみようかと。 『大奥〜華の乱〜』 ほぼ全話見てた。実はこのシリーズを見るのは初めてで期待してたんだけど、「あれ〜、こんなもん!?」という印象。時専で昔の大奥のCM見たことがある…

『河井継之助 〜駆け抜けた蒼龍〜』

日テレ「ドラマコンプレックス」枠のドラマ。 2時間半ということもあって、なんだか大河ドラマの総集編を見た気分になってしまったけど、こんなもんなのかなあ。話を詰め込みすぎていたため、見ていて疲れてしまった。どこかに焦点を当てればもっと面白くな…

『河井継之助〜駆け抜けた蒼龍』のこと

12月27日に日テレで中村勘三郎主演『河井継之助〜駆け抜けた蒼龍』という単発ドラマをやるのですが、雑誌『TVnavi』を見たら、いつの間にサブタイトルが長くなっていた。 「大型時代劇河井継之助〜駆け抜けた蒼龍・北国にいたもう一人の坂本竜馬」 わざわざ…

『天下騒乱〜徳川三代の陰謀』キャストがすごいことになってる

1月2日にテレ東で放送される新春ワイド時代劇『天下騒乱〜徳川三代の陰謀』。西田敏行・中村獅童・村上弘明が主演することはしってるんだけど、公式のキャスト一覧を見たら、いつの間にかすごいことになってた。なんだこの単発大河ドラマみたいなキャスティ…

『華岡青洲の妻』第4回 「悲しみをのりこえて」

相変わらず内面描写に力を入れていて好感が持てます。私的ポイントは於継(田中好子)の心理の変化。中盤で加恵(和久井映見)の娘・小弁(村崎真彩)が溺死し、於継は、以前に自分の娘を亡くしたこともあって、加恵を心の底からいたわる。ここで初めて嫁と…

『華岡青洲の妻』第3回 「献身」

加恵の成長ぶりが嬉しかったな〜。嫌みな於継の言葉には嫌みな言葉で返すのもこなれてきて、先週とは見違えるほどだった。於継に投与された麻酔薬の本当の成分を知った時の加恵の黒い笑いには、思わず加恵に同情しちゃった。それにしても、於継の色っぽさに…

『華岡青洲の妻』第2回 「嫁と姑」

猫への麻酔投与の実験に失敗してどんどんお墓が増えるのは、不謹慎だけど笑ってしまった。劇中でも触れていた、中国の三国時代に全身麻酔を成功させた華佗と、青洲が活躍している時代とでは1500年以上の開きがあるんだよね。華佗はその死に際して自らの…

『華岡青洲の妻』第1回 「夫のいない婚礼」

「嫁VS姑」というコンセプトと、谷原章介目当てでこのドラマを見始めましたが、40分ぐらいたってもペースがゆっくりしていて正直早くバトルをしてくれないかなーと思っていました。 ところが、雲平(谷原章介)の足を洗う時に於継(田中好子)が加恵(和…

『最後の忠臣蔵』最終回 「花嫁の父」

孫左衛門、可音と嫁がせると決めたときから、もしかしたら四十六士が切腹したときから、腹を切ると決めていたのね。でも、これからの身の振り方なんていくらでも考えられるのに、すでに自分の役割を終えたかのように死んでいくのはつらすぎる。考えてみれば…

『最後の忠臣蔵』第5回 「忘れがたみ」

寺坂吉右衛門(上川隆也)と、瀬尾孫左衛門(香川照之)の二人に泣かせられました。二人とも大石の密命を受けてはいるものの、吉右衛門が47士の一人として晴れがましく生きられるのに対し、孫左衛門は大石と可留の娘・可音のために自分の人生を犠牲にし、…

『最後の忠臣蔵』第4回 「死を賭けて」

吉右衛門の裁定をめぐって柳沢吉保、進藤源四郎らの駆け引きが面白かった。こういう腹の探り合いを書かせるとジェームス三木は本当にうまい。それにしても、徳川綱吉・徳川家宣・進藤源四郎らの面子がそろったところを見ているとどうしても「八代将軍吉宗」…

『最後の忠臣蔵』第3回 「男と女」

上の「炎立つ」とこの「最後の忠臣蔵」のサブタイトル、並べてみると似てる。決闘のところなんだけど、先週から引っ張ってきた割にはあっさりしてたので、ちょっとがっくりきた。心理描写がなかったので、対峙しているうちに気がついたら日が暮れていたよう…

『最後の忠臣蔵』第2回 「無念の逃亡」

見終わって、「これは好き嫌いが分かれるかも」と思いました。理由は二つ。 寺坂の心理描写より、彼の逃亡劇に重点を置いている。 時の流れが速い。 1ですが、大石から受けた密命、孫左衛門や篠に対する思いを彼はずっと抱き続けているのは分かります。でも…

『最後の忠臣蔵』第1回 「吉良邸乱入」

正直言って忠臣蔵は松の廊下と吉良邸討ち入りぐらいしか知らないのですが、*1個人的に金曜時代劇の枠が好きなので見てみました。主人公の寺坂吉右衛門(上川隆也)。今回は松の廊下から討ち入りまで一気にやったので、彼の見せ場は討ち入りの時ぐらいでした…