総集編スペシャル第3部 「英雄伝説」

第3部は、第32回から最終回まで。


アバンタイトル

タッキーと義経滝沢秀明)の会話。タッキーが「これは悲劇なのか?」の問いかけに対し、義経の答えは「まさか」。い、意味分からん。


感想

第3部も義経中心。前半は壇ノ浦、後半はしずやしず・安宅の関を中心に魅せてくれました。平家関連は「主上すり替え」話が申し訳程度に出てたぐらいで、壇ノ浦以降はほぼカット。平宗盛鶴見辰吾)・重衡(細川茂樹)処刑がカットされたのは少しショックだったけど、総集編なので仕方がないですね。あんなに時間を割いた腰越状関連は、たった5分で終わらせることの出来る話だったんだね…。頼朝が義経を「試す」話もカットされていたので、頼朝(中井貴一)は本編より悪役に見えてしまったけど、余計なやり取りがない分、総集編の方が話の筋が通っている気がした。

ただ、ラストはあまり良くなかった。本編最終回と同様、京の愉快な仲間達が出てくるのは蛇足だと思った。第2部では京の仲間の場面が皆無だったので、なんで締めが彼らなのかが余計わかりにくくなってしまった。じゃあ誰が締めればいいのか、と言われると困ってしまうんだけど。

義経自害の時の屋根破壊は、総集編にもそのまま出てた。あれ、どうしても入れたかったんだろうか。まあ、あそこまで突き抜けられてしまうとかえって面白いから別にいいけど。あと、立ち往生は何度見ても別の意味で泣けてくる…。