2005-06-20 第24回 「動乱の都」 『義経』 うーん、一つ一つの場面を見る限りだと決して悪い出来ではないんだよー。木曾義仲(小澤征悦)と平知康 (草刈正雄)のやりとり、後白河法皇(平幹二朗)と丹後局(夏木マリ)の老獪さと狼狽振りとのギャップ、ヤギと化してしまった平宗盛(鶴見辰吾)等、今回はインパクトのあるシーンがたくさんあって見ごたえがあった。だけど、今一歩物足りなさが残る。いつももやもや感が残るこの大河ドラマ。戦が始まればなんとかなるんだろうか。取りあえず、木曾・法皇・平家・鎌倉の政治的な動きと、まだ時代の表舞台に出ていない義経(滝沢秀明)とを同時に描いていくのがいかに難しいか、ということが良く分かった回でした。