第2回 「義経、平泉へ」

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ご、五条大橋のシーンを見て、め、眩暈が…。


何なんですか、あの義経の口上は。
「いっしょうけんめーせりふをまるあんきしました(はぁと)」的な台詞回し。ご先祖様が地下で泣いていますよ…。同じ口上を秀衡の前でも言っていて、「もういらん、くどいわ!」とたたきたくなるほど。
何なんですか、あの高笑いは。
傲慢で、人を小ばかにしたような下品な笑い。あれは弁慶だけでなくテレビの前の視聴者もあざ笑っているように見えて仕方がなない。
いや、このドラマの義経の設定は「天真爛漫でもあり、傍若無人でもある」というのは分かるんですよ。でも、演者のせいで「プゲラと笑うしか能のない、ドキュソ風味な2ちゃんねらー」としか見えない。これから演技力が向上すればいいのですが…。
弁慶も弁慶で義経に従ったとたん義経の台詞回しが移ってしまうし。主従になるということはそういうことではないのでは…。奥州はこんな棒読み主従のために滅ぼされるというのかと思うと頭抱えたくなります。

泰衡は倫子や薫子に本心を見透かされたり、秀衡は泰衡を差し置いて義経を猫かわいがりしそうな雰囲気だったりといいとこなし。頑張れ泰衡。