2005-07-29 第27回 「一の谷の奇跡」その2 『義経』 と言う訳で原作参照プラスアルファの巻。 宮尾本 特になし。宮尾本だと、題名が『平家物語』だけあって平家の描写が圧倒的に多いです。 村上本 鷲尾三郎の姉として、まごめが登場*1。原作では伊勢三郎と恋に落ちるのですが、ドラマを見ている限りどうやら駿河次郎と恋仲になりそうな予感。 伏線回収(?) 平宗盛、陰陽道で源氏が攻めてくる日を当てる。 第2話で、父・清盛から陰陽道にこっていることに対して叱責される宗盛、というシーンがありました。あの時は「宗盛ダメダメだなあ」と思っていたけど、まさかこうポジティブに伏線を回収するとは。 にも関わらず、後白河法皇の書状にだまされる宗盛。 いつの回かは忘れてしまったけど、宗盛が、自分は法皇の子ではないかと思い込む場面があったような。法皇にあっさりだまされたのも、日ごろから慕っている法皇がひどいことをするはずがない、と思っていたのかも。 弁慶、義経は『六韜三略』に通じている、と発言。 遮那王時代に鬼一法眼から借りた『六韜三略』を一心不乱に読みふけっていた、というお徳のナレーションがあったような。 *1:ドラマでは鷲尾三郎の妹になっています。どうして設定変更したのかは分かりません。