第27回 「一の谷の奇跡」その2

と言う訳で原作参照プラスアルファの巻。


宮尾本

特になし。宮尾本だと、題名が『平家物語』だけあって平家の描写が圧倒的に多いです。


村上本

  • 鷲尾三郎の姉として、まごめが登場*1。原作では伊勢三郎と恋に落ちるのですが、ドラマを見ている限りどうやら駿河次郎と恋仲になりそうな予感。

伏線回収(?)

  • 平宗盛陰陽道で源氏が攻めてくる日を当てる。
    • 第2話で、父・清盛から陰陽道にこっていることに対して叱責される宗盛、というシーンがありました。あの時は「宗盛ダメダメだなあ」と思っていたけど、まさかこうポジティブに伏線を回収するとは。
  • にも関わらず、後白河法皇の書状にだまされる宗盛。
    • いつの回かは忘れてしまったけど、宗盛が、自分は法皇の子ではないかと思い込む場面があったような。法皇にあっさりだまされたのも、日ごろから慕っている法皇がひどいことをするはずがない、と思っていたのかも。
  • 弁慶、義経は『六韜三略』に通じている、と発言。
    • 遮那王時代に鬼一法眼から借りた『六韜三略』を一心不乱に読みふけっていた、というお徳のナレーションがあったような。

*1:ドラマでは鷲尾三郎の妹になっています。どうして設定変更したのかは分かりません。