第1回 「運命の子」
って、今日は第2話放映だっつーの。
なんだか物足りなさが残る第1話だった。主人公がまだ子役なので、牛若丸より常盤御前(稲森いずみ)や平清盛(渡哲也)の話が中心になるのは仕方がないとしても、盛り上がりに欠けてるなーと思った。そう思った理由のひとつとしては、平治の乱の中途半端な描かれ方かな。あれだと源義朝(加藤雅也)が何で死んだのかが分かりにくいし、いきなり乱が終わった後を見せられても感情移入しにくいなー、と。いっそのこと、一の谷をカットしてでも、その分を平治の乱にまわしてもよかったと思った。
あと、平清盛の描写がちょっといまいちだったのは。第1話を見てわかった清盛像として、
- 母親似の常盤御前を我が物にする色ボケおじさん
- 牛若丸に「父上」と呼ばれても怒らない寛大なおじさん
これぐらいかな。(まさかこれだけってこともないよね!?)脇役ならともかく、清盛は物語前半を引っ張る最重要人物なんだから、彼の人物像だけでも明確にしてほしかったな。
こういう風に思ってしまうのは、まだ自分自身がこのドラマに対して少しネガティブな気持ちを持っているのがあるかも。とりあえず、主人公が主人公だけにこれからエピソードがいっぱいあるし、徐々に面白くなっていくといいな。あと、清盛の息子がどういう感じなのか興味があるので、早く出てきてほしいな。