『利家とまつ』を見たその4

前回(id:Mariner-S:20050811#p1)の続きです。

  • 第26回 「本能寺の変
    • 織田信長反町隆史)の腿が射られたにも関わらず、血が出ない! さすが御神体
    • で、体はぴんぴんしているのに「是非にー! 及ばーず!!」。ええー、まだまだ戦えるっしょ?
    • 「これは私情ではない」と言いつつ、個人的な恨みを信長にぶつけまくる明智光秀萩原健一)は笑える。
    • 前田利家唐沢寿明)が主役のため、信長の最期の言葉は「いぬー! さらばじゃー!」。「まつー!」じゃなくてよかったよ。
  • 第27回 「夫婦の決心」
    • 何故か単騎で京に向かう利家。そこへ、京にいたはずの村井又兵衛(的場浩司)が現れ、二人で殴り合う。青春ごっこかい。というか、ここ何処?
    • 光秀は回想のみの出演。光秀は何をしていたんだ。
  • 第28回 「清須犬猿合戦」
    • 光秀の最期は不破光治(五木ひろし)の回想のみ。まあ、触れてくれないよりはいいんだけど…。でも、映像で見た限りだと光秀生きているんじゃないか、と思った。
    • 清須城にまつ(松嶋菜々子)とはる(天海祐希)が。いつも思うんだけど、どうしてこのドラマの人はこう事も無げに移動出来るんだろう。取りあえず、まつとはるは自分の城に帰りなさい。
    • 信長の後継ぎが三法師に決まりかけた時、突如利家が乱入。史実ではその場にいなかったというのは取りあえずおいとこう。でも、冒頭のナレーションで「利家の領内で一揆が起こった」って言ってなかったっけ…。
    • 亡き御屋形様にすっかりなりきってしまった利家。頭大丈夫?
    • 利家、羽柴秀吉香川照之)を槍で追い回したあげく、「腹を切れ!」。えー、謀叛人を討った秀吉がなぜ腹を切らなければいけないんだ。利家こそ前回「天下を取る」と言いつつ、まつといちゃついてただけじゃん……。
    • 秀吉は三法師を抱きかかえ、ようやく事が収まる。しかし、利家は秀吉のことを何とかしたかったんなら、秀吉が三法師のそばを離れる隙をつけばよかったのに。利家って結局何がしたかったんだろう。まつが「利家がこんなに立派に見えたのは初めて」って言ってたけど、ものすごくかっこ悪く見えた。
  • 第29回 「人質麻阿姫」
    • 麻阿は実の子ではないので、本来なら「実の娘ではないが、わが子同然にかわいがっている」と説得して人質として差し出すはずなのに、一周回って「実の娘ではないので、おとなしく人質になってね♪」という風に読めてしまった。自分、ひねくれてるなあ。
  • 第30回 「男泣き!柴田勝家
    • 柴田勝家松平健)と羽柴秀吉のどちらにつくか、と問われた利家は迷うことなく勝家につく。勝家には恩義があるから勝家側に回るのは分かったけど、「真の友」秀吉はどうでもいいのか?
    • 戦が始まる前から愚痴り始め、しまいには泣いてしまう勝家。だからサブタイトルが「男泣き!柴田勝家」なのか…。親父殿、情けないよ。