『最後の忠臣蔵』第5回 「忘れがたみ」

寺坂吉右衛門上川隆也)と、瀬尾孫左衛門(香川照之)の二人に泣かせられました。二人とも大石の密命を受けてはいるものの、吉右衛門が47士の一人として晴れがましく生きられるのに対し、孫左衛門は大石と可留の娘・可音のために自分の人生を犠牲にし、人目を忍ぶようにして生きなければならなかった。孫左衛門が吉右衛門に心情をぶつけるところは、二人の7年間の境遇があらわれていて本当にいいシーンでした。彼らにとっての「忠臣蔵」を早く終わらせて欲しい気持ちでいっぱいです。
最後の忠臣蔵』は来週で早くも最終回ですが、篠のことや孫左衛門のことなど、45分間で決着をつけることができるのでしょうか。それが少し不安です。