第6回 「兄と弟」

義家も秀武も出ない、家衡は死んでしまった、果たして楽しめるのだろうか、と心配していましたが、ふたを開けてみればこの回最高じゃないですか!

清衡と家衡が囲碁をするシーンは本当に鳥肌ものでした。兄弟仲良くしているように見えて、実は腹の探り合いをしている、ということ自体面白かったし、彼らが交わしている会話の内容もそれぞれの人となりを表していて。囲碁の戦略からは清衡・家衡の裏の性格が透けて見えたし、家衡が川でおぼれたというエピソードからはお互いがお互いのことをどう思っているかが分かって、脚本がいい感じに練りこまれていました。
そして、家衡の「ぶっ殺す」。これを見て、このドラマをずっと見てて本当に良かったと思いました。