『利家とまつ』を見たその5

第31〜35回です。

第31回 「賤ヶ岳の夫婦」

  • 越前の城に一人で戻ったまつ(松嶋菜々子)。これは色々と期待しちゃいますよ!

第32回 「炎上、勝家と市」

  • まつは羽柴秀吉香川照之)に味噌汁を出し、事を丸く収める。まつの味噌汁は「この世のものとは思えぬほどうまい*1」のだそうで。味噌汁は世界平和の象徴っすね。すばらしい。
  • おね(酒井法子)もはる(天海祐希)も佐々成政山口祐一郎)も出なかった。こんなに主要人物が出ない回も珍しい。

第33回 「金沢入城」

  • 大嫌いな秀吉に頭を下げたくない成政。そんな彼に、まつは頭を下げるように言う。率先して「頭を下げろ」なんて言う主人公なんて初めて見たよ。ニュータイプのドラマだ。

第34回 (9月1日) 「さよならの黒百合」

第35回 (9月8日) 「末森城の決戦」

  • 奥村家福(中条きよし)・安(松原智恵子)夫婦の奮戦ぶりがかっこいい! 茶を飲みながら夫婦で語り合うシーンなんか、『利家とまつ』にはもったいないほどのいいシーン。このドラマで初めてまともな夫婦を見たよ。ドラマのタイトルを『家福と安』にしちゃってもいいじゃんねえ。
  • 前田利家唐沢寿明)は、秀吉の「城から動くな」という命を無視して、末森城の救援に向かう。が、援軍をださないことをまつになじられて何だか情けなかった。主人公なんだし、もっとかっこよく描いてよー。
  • 末森城で戦う利家。雑兵相手に槍を振り回すさまは戦国無双に出てきそう。
  • 大雪のさなか、はるに仏像を渡そうと峠を越えようとするまつ。「こうしないと気が触れてしまいそうで…」と言うが、もう手遅れです。

*1:うろ覚えだけどそんなニュアンス