司馬遼太郎『国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉』
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/12/02
- メディア: 文庫
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今、去年テレ東でやってた『国盗り物語』の録画分を少しずつ消化してて、それと平行しながら小説も読んでます。
というわけで、軽ーく感想。表題どおり今のところ斎藤道三が主役なんだけど、美濃を徐々に徐々に奪い盗っていている状況。自分自身も渦中の中にいて、なんだかわくわくする。
この本の道三は武芸は達者で、教養は深く、軍略家でもあり、権謀術数が何よりも好き、と何でも出来る人物で、よくよく考えると腹の立つ人物だなと思う。でも、そんな彼にむしろ好感すら抱くのは、行動を起こすときはいつも本気だし、気がついたら風のようにどこかへ消えてしまいそうな人からかな。
第2回 「決別の河」
うーん、今やっていることがこれからの展開に向けての前哨戦みたいなもんなので、あんまり感想らしき感想がない。つまらないというわけではなく、むしろ割と楽しんで見ているけどね。一月いっぱいは原作『功名が辻』にない話*1をやるみたいだけど、こういうオリジナルエピソードこそ脚本家の腕の見せ所だよね。これから先うまくいくといいなあ。
読み方
アバンタイトルで、原作を尊重して浅野ゆう子の演じる役名が「おね」ではなく、「寧々」との説明。でも原作を重視するならそれこそ山内の読みを「やまのうち」にしなければいけないはずなので、あんまり説得力ないっすよ……。
話は遡るが−−
まさか今週もこの画面とナレーションが出るとは思わなかったので、吹き出してしまった。もしかして、このセリフを流行らせたいんじゃ…。『利家とまつ』での「私にお任せくださりませ」に続く決めゼリフをいう人は、千代でもなく、一豊でもなく、三宅民夫アナウンサーだったというオチだったりしてね。
CSで流れる大河ドラマ
なんかもう録画してばっかりでロクに見てないんだけどね。まあいいか。取りあえずメモ。
『元禄繚乱』
去年の12月から時代劇専門チャンネルで放送されてて、一応とってる。ショーケン綱吉が楽しみ。録画チェックしてみたら昨日放送分は回想シーンばっかりみたいで、『義経』の悪夢再び!*1 にならないか心配。
『翔ぶが如く』
1月1日からホームドラマチャンネルで放送。自分が使ってるCATVにようやくホームドラマチャンネルが入ったんだけど、残念ながら私の地域にホームドラマチャンネルが来るのはもう少し先になりそう。一番最初に見た大河ドラマなので、早くホームドラマチャンネルが来て欲しい。
『山河燃ゆ』
1月14日から、ファミリー劇場で放送予定。『春の波濤』『いのち』とならぶ近代三部作だそうですが、どんな感じなんでしょうか。番宣見る限りだと、自分の好みに合っているかもしれない。ただ、ファミリー劇場って『太平記』のように「不適切な表現」をカットする傾向にあるので、それが怖いなあ。
『春日局』
2月14日から時代劇専門チャンネルで放送予定。正直惹かれる要素がない。うーむ……。